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スズカパートナーズコラム
12月に見直すべき企業のリスクと備えとは
12月は一年の総括と翌年の準備を進める時期であり、
企業が抱えるリスクを整理する絶好のタイミングです。
加えて、北海道を含む各地で大きな地震が発生したことから、
「自然災害への備え」を見直す必要性も高まっています。
今回は、年末に確認しておきたい企業リスクを3つにまとめました。
1.火災・水災・設備トラブルなど事業継続に関わるリスクの再点検
冬場は火災や設備トラブルが増える季節です。
▶ 点検しておきたい項目
・建物・設備・什器の保険金額が現状と一致しているか
・火災・水災・落雷など自然災害の補償が十分か
・機械・設備停止時の休業補償の有無
・設備更新・増設内容が反映されているか
設備が事業に直結する企業は特に注意が必要です。
2.地震リスクへの備え
大きな地震を受け、災害への備えは喫緊の課題です。
▶ 見直したいポイント
・地震保険・地震危険補償の加入状況
・建物・設備の耐震性、棚やOA機器の固定
・地震発生時のBCP(事業継続計画)
・従業員の安否確認方法・避難動線の整理
地震は建物損害だけでなく、操業停止や顧客対応にも影響します。
3.労務リスク・事故の増加への備え
12月は繁忙期による労務トラブルや交通事故が増える時期です。
▶ 見直したいポイント
・業務中・通勤中のケガへの補償
・ハラスメント・メンタル不調リスクへの対策
・役員・管理職の賠償リスク(D&O)
・医療・休業補償など従業員の福利厚生
「人を守る備え」は企業の信頼性向上にもつながります。
企業ごとに必要な備えは異なります。
最適なリスク対策について、ぜひお気軽にご相談ください。
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