「年収の壁」

皆様におかれましては「年収の壁」についてニュースや新聞で沢山耳にされていると思います。
扶養に入れている方について見直しするタイミングとなりますので、今回は簡単ですがご紹介させていただきます。

Ｒ7年分の所得税から最大で年収160万※以下の方までは扶養に入れることができる様になります（年収による段階的措置あり、高額所得者は適用なし）。
月々の給与で天引きする源泉徴収税額はＲ8年から変更なるため、Ｒ7年分につきましては年明けの年末調整・確定申告で精算することになります。

ここで注意しなくてはいけないのは社会保険や住民税の「壁」は別に存在する点です。
年収が130万※以上（他詳細要件あり）になると社会保険上の扶養から外れ、ご自身で社会保険への加入が必要になります。
また、年収が110万※を超えるとご自身に住民税が課税されます。

複雑な制度になりますので、今回の改正により自社で検討する点はないか、詳細は各担当までお気軽にご相談下さい。

※上記の年収は全て給与収入のみの場合を想定しております※
※従業員51人以上の106万の壁は考慮しておりません※

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